代々軍人の家系に生まれ、父のような軍人になりたいと志願し、優秀な成績を収め将来も期待されているサラブレッド。学園の実働戦力ほぼすべてを手中に収める中隊長だが、それに見合う実力と人望を兼ね備える。卒業後はさらに士官学校に進学し、正規軍の将校を目指したいと願っている。

本人はまったく意識していないが普段から起立・歩行の姿勢がまるで行進しているかのように良く、見る者を圧倒する。廊下ですれ違う他の生徒がそれを見て直立不動を取るので少し困惑し、生徒に煙たがられているのではないかと少し心配している。

携帯している拳銃は入学祝に父から送られた、祖父から受け継がれる私物。入学が決まったその足で銃携帯の免許を取りに行ったが、学内では銃の携帯は許可されないため、基本的に学園の武器庫で眠っており、外出時に武器庫で再会するのが日課。

幼少期から勉学と自己鍛錬に励んだ結果、同世代の流行に疎く同級生や後輩との会話の話題に困っている。同じ理由で、恋愛にもほとんど興味を示さなかったため、異性の友人は少なくないのだがそれ以上進展することはない。

座学も優秀そのものだが、作文はなぜか苦手らしく、人より時間がかかるようである。

ちなみにそんな彼女のひそかな一面が、大の猫好き。