装備一覧

小火器

先の大戦で正規軍が使用していた装備を更新時に受け継いだものが多く、現在では陳腐化しているものがほとんど。成人男性が使用する前提で設計されているため、生徒たちにとっては総じて扱いが難しく、どれもあまり評判が良くない。

M1 小銃

全員が扱いを習う基本装備。専用のクリップに8発を装填し半自動で発射する旧世代の主力小銃。大型のライフル弾を利用するため、成人男性でも音を上げるほど反動が強く生徒からの評判は悪い。が、補給で得られる弾薬がこれ用の弾薬しかないので全員渋々使うことになっている。

M1918A2 軽機関銃 "BAR"

大型ライフル弾を全自動発射する弾倉式の旧式軽機関銃。小銃分隊に1挺ずつ配備されるのが標準編成。連続発射を前提としているためかなり重量があり、基本は射手と弾薬運搬手の2名運用するが、射撃自体は1名で可能。

M1903 小銃

先の大戦より前に使用されていた手動装填式のライフル。元々は資料用に購入された物だが、小銃擲弾の発射や、質の良い物は選抜射手による狙撃に最適ということで時折持ち出される。狩猟用として市販されており、私物を所持している生徒もいる。

M1 騎兵銃

伝令や運転手、基地警備要員の自衛用として使われる単発射撃の旧式騎兵銃。予備装備という扱いなのだが、軽量で反動が少なく、扱いやすいため生徒たちからの評判が一番良く、時折取り合いが発生する。が、弾薬があまり供給されないため前線で使っている生徒は少ない。

M1A1 短機関銃

大型拳銃弾を半自動/全自動発射する旧式の短機関銃。騎兵銃と同じく後方要員用の自衛装備であるが、接近戦での火力が期待されており武器庫にはそれなりの数が備蓄されている。にもかかわらず、やたらと重量があり反動も強いため、生徒からの評判があまり良くない。

M1911A1 拳銃

大型拳銃弾を発射する旧式の拳銃。先の大戦より以前から使用されるとても古い銃であるが、先進的な多数の安全装置を装備しており、高い信頼性も合わせて評価がとても良い。のだが拳銃としては大型の弾薬を使うため反動が強く、やはり生徒からは評判が芳しくない。自衛用として民間にも販売されており、生徒の中には私物として所持する者もいる。

重火器・その他

M1919 中機関銃

大型ライフル弾を全自動発射する弾帯給弾式の中機関銃。小銃中隊に2挺配備。とても重量があるので射撃に際しては三脚を使うかマウントに固定してトラックなどに車載する。一部生徒が手に持って射撃したという真偽不明な噂がある。

M2 重機関銃

機関銃弾を全自動発射する弾帯給弾式の重機関銃。正式な装備ではなく資料用として保管されている。とんでもなく重量があるので射撃に際しては三脚を使うかマウントに固定して車載する。重装甲の戦車以外なら大体のモノは破壊できると言われており、一部の生徒にはこの銃をご神体として崇める地下組織があるらしい。

22mm小銃擲弾

小銃の銃口先端に発射器を取り付けて専用弾で発射する榴弾。榴弾と対戦車榴弾の2種類がある。1小隊につき1名射手がいるのが通常編成。

60mm迫撃砲

間接照準により砲撃支援するための迫撃砲。小銃中隊に2門配備。榴弾のほかに煙幕や照明弾など様々な弾頭を曲射できる。が、実弾射撃はあまり訓練を行っていない。

75式対戦車榴弾発射器

小銃擲弾ではどうにもならないということで警備隊から急遽受領した対戦車榴弾発射器。小型に折りたたまれた状態で保管されており、使用時に展開して使用する。生徒たちからは「無いよりはマシ」と極めて高い評価を受けている。

旧式軽戦車

先の大戦初期に使用された3人乗りの軽戦車。資料用として倉庫に3台保管されているが、整備などは特に行われておらず、砲弾もすでに生産が終了している。