冷戦の真っただ中、小さな島”月読島”に建つ月読初等陸軍女子学園。隣国との関係は悪く、全国民が兵役を担うことで国防戦力を確保しており、学園によっては簡単な軍事教育が行われていた。そんな時代の女の子たち。
有事の際は島の即応防衛戦力として期待されているが、実際の戦闘は少数の職業軍人と多数の予備役で構成された離島警備隊が担い、彼女たちの主な仕事は避難民の誘導・保護、兵站とその警備と言った後方任務を担当することになっている。そのため、支給される装備が数世代古く、学外の部隊からはおままごと集団だと思われている節がある。